商品撮影: カトラリー(スプーン)

商品撮影では、その商品の魅力や特徴が直ぐに分かるように撮影するのが一番ですが、
あまりにストレートだと見た人の 記憶に残らない とか 普通すぎて見てもらえない とかの問題が出ます。
ここで僕は 5秒 を1つのボーダーラインにしています。
雑誌などの広告で 読んでいる人がペラペラとめくっていかれる中、5秒以上見てもらえる、ページをめくられない写真は広告写真として しっかりその仕事をしている写真だと思います。
数秒なら多くの写真で起こりうるこのポーズが5秒も続くのは偶然ではなく、その読者が興味を持って見ておられると判断するからですが、 この5秒は雑誌などのページで読み物ではない写真に使われる時間としては物凄く長い時間です。 
目を留めてもらう為に、広告カメラマンさんやディレクターさんは様々な工夫をされています。
ここに全てをリストするのも何なので、例えば、関係している手法だけ挙げますと、 商品を別の何かに見立ててメタファーという比喩的表現で楽しませたり、アブストラクトな表現で瞬時には何か分からないように表現したり・・・ 広告を見る人に興味を抱いてもらうきっかけを作るための工夫がこらされます。

この掲載例でも、最初はスプーンを花びらに見立てて花のように配置して撮影したりしましたが
どうもクリシェーで魅力に欠けるので もう少し表現を大胆にアブストラクトの方向で表現する事にしてやり直し
そのシリーズの中の1枚がこれです。
このまま文字を入れて商品のパッケージに使用することも想定しています。

この商品のデザインはシンプルで装飾が一切無いので特徴であるカーブを生かすために、微妙に角度や位置をずらしてリズムを作りました。
素材表現も マットで高級感があるので 無理に金属っぽく輝かす事はせずにマットな表情を強調して撮影しました。
その為ライティングは、ソフトボックスにグリッドを使用し余分な光のまわりこみを抑えています。

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